成長期の腰痛は危険信号!?練習できなくなるその前に!

腰椎分離症

腰椎分離症って聞いたことありますか?

何かしらのスポーツをしていた人は1度は聞いたことがあるかもしれません。

自分がなったことがある、もしくは友達が鳴ったと聞いたなどのシチュエーションが考えられますが、実際にどういったものなのかは知っていますか?

このブログを読んでくださっている方は大人の方だと思うので、今運動していてなったというのはないと思います。

ですが、自分のかかわりのある子供がときに腰が痛いとなったときに

「その症状だ!」

と思い病院に連れて行けるかどうかで、治るまでの期間が全く変わってきます。

ということで、今回は成長期の子供に気を付けて欲しい腰椎分離症について解説していきます。

腰椎分離症ってなに?

まず、背骨は椎体という骨が24個積み重なってできています。

椎骨の説明

分離症とはこの椎体の中でも、椎弓根という部分が繰り返しの負担により疲労骨折した症状のことを言います。

また、腰椎は背骨の腰部分のことを指し、分離症はこの腰椎部分(特に4番目と5番目の間)で起こりやすいです。

腰椎のレントゲン写真

脊椎分離症

レントゲンでは骨折部分が犬の首輪のように見えることから、スコッチテリアサイン(犬の首輪サイン)と言われます。

椎弓の中心(椎孔)には脊髄が通っており、分離症によって脊髄が圧迫されてしびれや痛みが発生します。

どんな時に起こるの?

腰椎分離症はあらゆるスポーツで起こりえます。

その理由は、腰の「ねじり運動」が大きくかかわってくるからです。

野球少年

運動中の動作による腰のねじりは、力を発揮するうえでとても重要です。

しかし、何度も何度もねじりによる腰の負担が増えてくると、椎弓根部分に亀裂を生じ、分離症が発症してしまいます。

メジャーなものでは

・野球

・バスケ

・テニス

・バレー

・サッカー

などですが、これ以外にも分離症になってしまったスポーツ選手は多くいらっしゃると思います。

腰椎分離症の具体例

症例

サッカーの試合中に腰痛が発生する。運動を継続して様子をみたが痛みが強くなったため受診。

前屈では痛みはないが、腰を伸ばすと痛みが強く出ており、第5腰椎付近に圧痛があった。

レントゲンでは異常が見られなかったが、MRIで第5腰椎の椎弓に高信号を認めたため、腰椎分離症と診断された。

まとめ

このように、腰椎分離症はレントゲン検査では見つけられない場合があります。

初期では骨折線が明瞭でないことや亀裂の角度に個人差があることが原因のようで、早期診断はMRIが確実です。

この症状を疑うポイントとしては、

・10代の成長期で、スポーツをしている方の腰痛

・腰痛が安静にしていてもマッサージをしても治らない

・休んだら痛みは落ち着くが、スポーツ復帰すると再発する

などがあります。

もしかしたら、自分の子供がそうかも…という方は、なるべく早めに病院を受診してください。

分離症は、放置していたり中途半端なままスポーツ復帰すると腰椎すべり症に移行する可能性があります。

腰椎すべり症についてはまた別の機会にブログにしようと思います。