子供だってヘルニアになるんです!腰椎ヘルニアの症例

今回は子供でも起こる「椎間板ヘルニア」について。

加齢とともに増えてくる症状なので40代、50代の方なら聞いたことがあるかもしれません。

重たいものを持つ機会が多いと起きてしまうのですが、実は運動している子供にも起こることのある症状です。

そんな椎間板ヘルニアについて、その症状とどういった子供起こりえるのかを紹介します。

子供にヘルニアが起きた具体例

13歳 男性 柔道

柔道で技をかけられた際に腰痛がある。

本人が経過を見ていたが、両下肢の痺れが出現したため受診した。

体幹前屈位での疼痛を強く訴え、FFDは50cm、両下肢ともSLRテストは約30°であった。

知覚異常は右下腿外側から足背に認められ、筋力低下はなく、腱反射は正常であった。

MRI検査にて腰椎の4,5にヘルニアの所見が確認されたため、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。

※FFD:前屈(指が床につけばOK)

※SLR:仰向けで片足を他動的に上げる(正常は90度でしびれ無し)

ヘルニアの症状

ヘルニアの症状としては、

・神経学的所見(筋力、知覚、腱反射)

・下肢の放散痛は本症の特徴の1つですが、筋緊張と間違えないようにする。

・膀胱直腸障害が生じていれば、早急に専門医を受診する。

引用元:武田康志・竹内義享・上村英記・堀口忠弘著,カラー写真で学ぶ 実践スポーツ障害のみかた 上肢体幹編

まとめ

ヘルニアの初期症状としては「しびれ」が主要として出ることが多いです。

しかし例外もあり、腰や下半身の痛みで整形を受診しヘルニアと診断された症例も実際に起こっています。

特に子供の場合は、体の捻じりを利用して力を発揮するスポーツに発症しやすいです。

(例 野球、テニス、武道、ゴルフ、水泳 など)

こういった競技で腰痛を訴えている子供は要注意です。

また、ヘルニア以外にも腰痛を起因とするスポーツ障害はいくつかあります。

どの症状も長い付き合いをしなければいけなかったり、場合によっては手術をしなければいけないこともあります。

どの症例紹介でも言っていることですが、整形もしくは整骨院の早めの受診をおすすめします。